2009-09-20

インク壷のある風景

万年筆を使うからには、インク壷からインクを補充する作業にあこがれる。そこで、数日前、コンバーターを買ってきた。さて、今朝ちょうど、カートリッジのインクがなくなったので、洗浄をした後に、コンバーターを試すことにした。

プラチナ万年筆は、あまりコンバーターに力を入れていない。そもそも、プラチナ万年筆といえば、あの独特のカートリッジが有名だ。プラチナ万年筆の純正コンバーターは、ねじを回すことによって、ピストン式にインクを吸い上げる方式だ。

まず、インク壷の蓋を開ける。ペン先をインク壷に全部浸ける。そして、ツマミを回す。失敗。空気が大量に入ってしまった。また、手にインクが付いてしまった。

二度目の挑戦で、何とか成功した。ペン先全体をしっかりインクの中に水没させるのと、ツマミを極めてゆっくり回すのが重要だ。

これはいい。机の上にインク壷のある風景は、じつにいい。さっそく、字を書く練習でもしよう。

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