今日は朝早くから、車の免許の更新に、長岡京へ出かけた。京都在住の人はご存じだろうが、京都府の自動車免許の更新には、わざわざ長岡京まで行かなければならないのだ。不便極まりない。
早朝の京都駅では、紙芝居の実演が行われていた。無視して電車に乗り、長岡京へ向かった。
長岡京は、何にもない所である。本当に何にもない所である。長岡京駅で降りて、バスで免許試験場に向かうのだが、これがまたひどい。駅から試験場までバスで行くと、30分ぐらいかかるのだ。しかし、試験場から駅までバスで行くと、すぐに着く。これは一体どうなっているのか、いまだに解せない。どう考えても、駅から試験場へのバスのルートが、甚だしく遠回りであるとしか考えられない。ためしに、Google Mapで距離を測ってみると、なんとたったの2.8kmであった。しかも、道は単純である。これぐらいなら、歩いて行くというのもありかもしれない。今度からはそうしてみよう。
さて、京都駅に帰ると、朝の紙芝居は、まだやっていた。黄金バットを熱演している。
紙芝居ほど理解できない娯楽もないものだ。何処の馬の骨ともしれぬオッサンの、ダミ声しぼりいだして紙芝居を演ずる。その間に、今日び、100円ショップでも、も少しマシな菓子が売っているであろうと思われる程の、まずい駄菓子を買って食べる。さっぱり理解できない。今日び、いかなる婦女童幼であろうとも見向きもしないであろうと思われる娯楽である。
しかし思うのは、当時紙芝居で飯を食っていた人が、少なからず居たらしいという話である。本当に食べて行けたのだろうか。不思議だ。
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