2009-07-04

予備自補の辞令式

予備自衛官補の辞令式があったので、行ってきた。例年は本部のある京都で行うらしいが、今年は、実際の訓練場所である、大津の駐屯地で行うことになった。辞令式の後、駐屯地内を見学できるらしい。さらに、昼飯も食べられるという。これは面白そうだと、その時は思った。

さて、大津まではマイクロバスでの送迎があるのだが、そこで、意外なことを知らされた。というのも、どうも今日の大津駐屯地は断水であり、通常の昼食が用意できないそうだ。やれやれ、それは残念だ。

さて、辞令式が終わり、駐屯地内の宿舎や風呂場などを見学した。売店には、実に様々なものが売られていた。アーミーナイフが売られているのは理解できる。ただ解せないのは、携帯コンロが売られていたことだ。需要があるからこそ売っているのだろうか。店員に聞くと、実際に需要があり、しかもよく売れているそうだ。

さて、実際の昼食は弁当だったものの、今月一ヶ月の献立を見ることができた。みると、毎日違うメニューになっている。同じ料理は、少なくともこの一ヶ月間には見あたらなかった。聞く所によると、一ヶ月の間に献立が被ることは、まず無いらしい。食堂は、大津の駐屯地内に住んでいる自衛官の人数を考慮に入れれば、少し狭かった。これでは全員食堂に入らないのではないかと訊ねてみたところ、実際そうで、時には外に並ぶこともあるらしい。ただ、教育期間中は特に忙しいので、ゆっくり飯を食べている時間もなく、それほど待つこともないのだとか。

その後は服装のサイズを確認した。私は、靴の履き方が分からなかった。どうか私を世間知らずの低能だとは思わないでもらいたい。というのも、靴といっても、半長靴、つまりブーツなのである。あの独特のひもの締め方は、見ただけでは分からない。

最後に、手帳と徽章を受け取った。

ところで、交通費申請の書類を書いたのだが、私に支給される交通費は、499円であった。確かに、私の家から駐屯地まで、公共交通機関を使って行くにあたり、499円あれば足りるとは思うが、なぜこんな半端な金額なのだろうか。何でも、電車やバスの運賃だけではなく、歩く距離も考慮に入れて算出された額とのことだった。それにしてもえらい半端な。

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