@akiradeveloperさんからUnderstanding the LINUX KERNELを頂いたので、早速読む。だいぶ長い本なので、一息にというわけにはいかない。しばらくかかるだろう。
将来カーネルハッカーに慣れるかどうかは分からないし、デバイスドライバーを書くようになるかも不明だが、Linuxカーネルの概要を学んでおくことは重要である。
この本の唯一の不満は、プロプライエタリなドキュメントだということだ。幸い、日本国では情報に著作権は与えられないので、学んだことをブログに書いていこうと思う。ただし、なにぶんLinuxベースのシステムの利用歴が浅いので、まだ色々と不慣れだ。第一、GNU/Linux特有のプログラミング作法も、まだよく理解していない。
まったく、私は色々と間違った選択をしてきた。最大の失敗は、10年ほど不自由なOSにこだわってきたことだ。この遅れを取り戻すのはなかなか難しい。何年かかるか分からないが、やるしかない。
やるべきことが多すぎる。C++の参考書の執筆、Pythonの習得、GNU/Linux環境でのプログラミング作法の習得、さらにLinuxカーネルの概要の理解だ。生活を維持できる安定した収入を得る方法も探さねばならない。
ところで、pythonはとても簡単な言語だということが分かり安堵している。公式のチュートリアルがわかりやすい。残念ながら、十分にフォーマルな言語仕様書はないが、読みやすい言語リファレンスはある。
今のGNU/Linuxシステムが非常に簡単に使えるのは救いだ。当初、プログラミングどころか、GNU/Linuxに慣れるために数ヶ月はかかるかもしれないと懸念していたが、初日から問題なく使うことができた。これはすばらしい。事実、もはやGNU/Linuxの利便性はWindowsを凌駕している。ほとんどのソフトウェア需要は、自由なソフトウェアで事足りる。事足りるどころか、不自由なソフトウェアより圧倒的に優れている。しかも、事実上無料で手に入れられる。自由なソフトウェアのドキュメントも、多くは自由なドキュメントである。そのため学ぶための障害は少ない。
しかし、まさかこんなにも急激に自由なソフトウェアの信奉者に転身するとは思ってもいなかった。あとは自由なソフトウェアのみを扱う職が見つかればいいのだが。
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