Ubuntu 12.10では、デフォルトでショッピングレンズをインストールする。レンズというのは、UnityのDash Homeに表示される、インクリメンタルサーチできるランチャーの名称だ。
Ubuntu -- Details of package unity-lens-shopping in quantal
これは、実質アマゾンの広告である。アマゾンは邪悪で不自由な電子書籍閲覧デバイスのSwindleを提供している企業であり、さらに非人道的で不自由なソフトウェアを多数取り扱っている。そのような邪悪な企業の広告が表示されるのはありえない。
このブログでもアマゾンへのリンクは多数あったと思うが、修正するのが面倒なので消してない。
私は、アマゾンの広告全般に反対しているわけではない。他人の支配下にあるWebサイトで何をリンクしようとも、他人の自由である。実際に広告を表示しているのは、ソフトウェアであるブラウザーなので、ブラウザーを支配下におく利用者が、adblockなどを使えばよい。ただし、OSは、利用者が所有、あるいは支配するコンピューターにインストールするものである。利用者が所有、あるいは支配下においていないコンピューターとは、不特定多数に利用者される、キオスクとして設置されたコンピューターなどだ。OSにデフォルトで広告をインストールするのは、ありえない。
この広告を除去するには、以下を実行する。
sudo apt-get remove unity-lens-shopping
また、Ubuntu 12.10では、ローカル画像とオンラインラジオ用のレンズもインストールされる。
Ubuntu -- Details of package unity-lens-photos in quantal
Ubuntu -- Details of package unity-lens-radios in quantal
すでに、ローカル動画とオンライン動画とローカル音楽のレンズがあるが、それと似たものになるのだろう。
私にとっては必要ないので、これもアンインストールしている。
しかし、これはどうもよろしくない傾向だ。そろそろディストロを変える潮時かもしれない。
3 comments:
今乗り換えるのならdebian wheezyはどうですかね。
リリース準備期間中ですし丁度いいんじゃないでしょうか?
http://www.gnewsense.org/ とか。
FSFも支援しているDebianベースの自由なディストリビューション。
乗り換え易いOSのお陰で、MIcrisoftやApple程には邪悪になりそうにない
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