自由ソフトウェア財団が声明を出し、ハードウェア上で走らせるソフトウェアを制限するマイクロソフトの暴虐であるセキュアブートの廃止と、そのために必要な資金を自由ソフトウェア財団に寄付するよう訴えている。
さらに、自由ソフトウェア財団は、今後も、Lemote, Freedom Included, ZaReason, ThinkPenguin, Los Alamos Computers, Garlach44, InaTuxのような、制限のないハードウェアに完全に自由なGNU/LinuxベースのOSをインストールして販売する会社を支持するとしている。
セキュアブートは、その名前に反して、セキュリティには関係がない。ハードウェアの製造者が、実行するソフトウェアを、ハードウェア所有者の意志に反して、制限するだけである。
さらに、マイクロソフトの定めるARMアーキテクチャーでは、セキュアブートは必須であり、無効化オプションを付けてはならないとしている。
Matthew Garrettのブログによれば、すでに、マイクロソフトの制限されたARMアーキテクチャーのタブレットであるSurfaceでは、この通りに実装されているという。
mjg59 | No, Linux won't be easy to run on a Microsoft Surface
マイクロソフトの非人道的に制限されたSurfaceでは、セキュアブートを無効化するオプションはなく、マイクロソフトの鍵による署名がないソフトウェアは実行できない。しかも、Surfaceは、マイクロソフトのオンライン署名サービスとは、別の鍵を使っている。すなわち、マイクソフトの制限されたSurface上で、GNU/Linuxを動作させることはできない。
動作させるには、ハードウェアの脆弱性を探し、任意のコードを実行させるしかない。これは、制限されたiPhoneやAndroidと同じだ。
我々はこのような制限されたコンピューターを所有してはならない。コンピューターは所有者の奴であり、所有者の意志に従い、所有者の望むソフトウェアを実行すべきである。このように制限されたコンピューターは、所有者の権利を奪い、所有者を奴隷の地位に落とし、コンピューター提供者を不平等な支配階級に押し上げる邪悪な存在である。
したがって、もし手元に制限されたコンピューターであるiPhoneや、ほぼすべてのAndroid機や、ほぼすべてのゲーム専用機がある場合は、今すぐ叩き割るべきである。また、コンピューターを購入する場合は、このような制限機能が組み込まれていないかどうかを、確認の上で購入すべきである。
肝に銘じよ。コンピューターは所有者の下僕である。所有者はコンピューター提供者の下僕ではない。
1 comment:
本当に邪悪なマイクロソフト
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