2010-03-15

Funny lvalueについて

2chに、いまだに公開されていないN3055の内容の一部が貼られているが、誰だろう。

それはともかく、経緯を説明すると、そもそもの元ネタの、Funny lvalueに端を発する。

「lvalueとrvalueだけですべてをカバーするのが、大雑把すぎて分かりにくい」
「たとえば、リテラルや、lvalue リファレンスではない関数の戻り値はrvalueだが、あまりに大雑把すぎないか?」
「lvalue的に振舞うrvalue referenceってのが、厄介なんだよな」
「この際、細かくふたつに分けようぜ。rref lvalueとnon-rref lvalueとしよう」

ここまでが、Funny lvalueである。これがPittsburgh meetingの議論で、こう発展した。

「いや、この期に及んでそんな根本的な文面を変えるのかよ?」
「つーか、その名前、なんとかならんの。ワケわかんねーよ」
「というか、もっと細かく分けられるよね。するとこうか?」

こういう議論を経て、そうなった。詳しくは、正式なN3055が公開されてから解説する。たぶん、いまのペーパーがそのまま公開されると思うのだが。

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