2012-03-25

Ubuntuは便利だ

長年Windowsを使ってきたせいで、なかなかWindowsからは離れづらかった。そのため、Ubuntuのインストールも、あれやこれやと理由をつけて、なるべく引き延ばしていた。ともかく、これ以上机上で学んでも仕方がないので、意を決してインストールすることにした。

さて、今日一日、慣れるためにUbuntuを使っていたが、一切問題を感じなかった。ChromiumはWindowsと全く同じ操作性だし、IRCクライアントも、とりあえずXChatを選んでみたが、全く申し分ない。

最も感心したのが、ターミナルだ。なるほど、たしかにこれは使いやすい。未だにCLIでほとんどすべてを済ます猛者がいて、 dwmやxmonadやawesomeのような漢らしいウインドウマネージャが流行るのもわかる気がする。

現在悩んでいるのは、エディタだ。 geditはたしかに無難だ。必要な機能は全て揃っている。しかし、どうも面白みがない。nanoは素晴らしいエディタだ。ほんのちょっとテキストファイルを書き換えたい時には、nanoはとても便利なエディタだ。しかし、やはり機能が足りない。機能が少ないからこそ、nanoは優れているのだから、これは仕方がないことであるが、不足は不足だ。とすると、vimとemacsのどちらかを選ばざるを得ない。さて、どうするか。個人的には、vimの方がエディタとしては使いやすいのではないかと思う。emacsは、emacs自体を完成された一つの環境だと考える人間だけが価値を見出すのであろう。

もっとも手こずったのは、GeForce GTX 560Tiである。このデバイスは、Linux環境では一長一短だ。まず、長所としては、nVidiaのプロプライエタリなドライバーを使えば、満足の行くパフォーマンスが得られるということだ。ともかく、Windowsとほとんど遜色ないドライバーが提供されているのは利点だ。

問題も、このドライバーだ。このドライバーは、Kernel mode settingに対応していない。そのため、ブートやサスペンドからの復帰や、Ctrl+Alt+ファンクションキーでのターミナル切り替えなどで、画面が汚くちらつく。それに、時間もかかる。サスペンドからの復帰に数十秒かかり、しかもその間画面に描画がないので、本当に正しく動いているのかどうか不安になる。サスペンドからの復帰に数十秒もかかるのは到底納得できない。

ともかく、今となっては、なぜ昨日まであんなにWindowsにこだわっていたのか、さっぱり忘れてしまった。もっと早く移行しておけばよかった。 もはや、Windowsを使うべき理由は何もない。

1 comment:

masaya said...

エディタで悩んでいるのなら、とりあえずはGeanyを使ってみてはどうですか?
WindowsでいうところのNotepad++と同じScintillaと言うエディタライブラリを使っているので、プログラム言語編集のエディタとしてそこそこの機能は揃っていると思います。
Ubuntuのaptラインは少し古いので、
https://launchpad.net/~geany-dev/+archive/ppa
追加しておくと、新しいバージョンが利用できます。

私もEmacsを利用しているのですが、Emacsは使いだせば便利なものの、使い始めた頃や環境を整えるまでは著しく不便なので、環境を整えるまでは別のエディタを利用してみてはどうでしょう。