本の品質を良くするために、どうか意見をコメントしてもらいたい。
私の執筆する予定のC++0x本は、一体どのように記述すべきだろうか。というのは、既存のC++03ユーザーを考慮するべきか、それとも、あくまで言語として解説すべきか
たとえば、referenceである。referenceの説明は、どちらがいいだろうか。
案1:referenceには、lvalue referenceと、rvalue referenceがある。この二種類のreferenceは、ほぼ同じものである。
案2:C++0xには、rvalue referenceが付け加えられた。従来のreferenceは、lvalue referenceと呼ばれる。この二種類のreferenceは、ほぼ同じものである。
私の本の対象読者は、C++03をある程度知っている者である。とすれば、C++03からの差分で説明すれば、わかりやすい。
しかし、今はそれでいいとしても、C++0x規格が発行されてから数年たてば、新しくC++を学ぶ者が現れるはずである。そのとき、大昔のC++03の差分で説明されても、意味がわからないに違いない。
それに、純粋に言語を解説するとなると、C++03からの差分というのは、どうもよろしくない。
ゆえに、私は、このような差分を使った説明を書かないことにしたい。
どう思うだろうか?
また、ためしに専門用語の名詞を英単語で書いてみた。もちろん、あくまで日本語なので、「二種類のreferences」とはならない。referenceでいい。
3 comments:
自分は案1ですかね。差分で説明では網羅的な本になりせんし、C++03を知っている人たちにとっても復習ができませんしね。
はじめまして。私も1がよいと思います。
おまけとして差分があるのはそれはそれで親切だとしても、
あくまでそれはおまけという位置づけがいいと思います。
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