2010-03-07

ソニーがソニータイマーの特許を取得する

Sony's Great Idea: Demos That Become Less Fun When Played - HotHardware
Sony Files Patent for "Degradeable Demos" on VGChartz.com

ソニーは、デモ版のゲームが、遊べば遊ぶほど、つまらなくなっていく仕組みに関する特許を取得したらしい。

特許の文面に、例として挙げられている仕組みは、以下のようになっている。

RPGで、ゲーム開始当初は、デカくて強力な長剣を持っているのに、ゲームを進めるにしたがって、どんどんヘボくて短小な小刀になっていく。ゲームを買うと、また強力な武器に戻る。

レースゲームで、ゲーム開始当初は、コースを複数選べるのに、ゲームを勧めるに従って、どんどん遊べるコースが減っていく。ゲームを買うと、またコースを選択できるようになる。

考えようによっては、ソフトウェア版のソニータイマーといえる。

しかし、一般に、ゲームのデモ版といえば、ゲームの一部を遊べるという認識ではないのか。これでは、デモ版を遊んだ人間は、本物のゲームも、このような仕組みであると勘違いして、本物を買わなくなるのではないか。そもそも、面白いゲームとは、遊べば遊ぶほど、何らかの「利益」が得られるように設計されているものである。それが、遊べば遊ぶほど、損になるとは、果たして、面白いゲームといえるのだろうか。

1 comment:

Anonymous said...

縛りプレイをこよなく愛するワタクシとしては、
デモ版を延々とプレイしてしまいそう。