2013-08-17

邪悪なSamsungのLinuxネイティブexFATのGPL違反問題だけは解消される。ただし問題山積みであきれ返るばかり

[Phoronix] Samsung Properly Open-Sources exFAT File-System

少し前、邪悪なMicrosoftの特許汚染されたexFATをLinuxカーネルでネイティブにサポートするためのソースコードが、GitHub上で公開された。

問題は、そのソースコードは、邪悪なSamsungからの意図しないリークだったことだ。そのソースコードとは、邪悪なSamsungのプロプライエタリなタブレット製品で、exFATをサポートするために、バイナリブロブの形で配布されていたプログラムのソースコードだったのだ。

さらに問題をややこしくすることに、そのソースコードは、なんとLinuxカーネルのGPLシンボルを使っており、当然GPLで提供されるべきものだったのだ。つまり、いままで邪悪なSamsungはGPL違反を犯していたことになる。

この度、GPL違反を暴かれたSamsungは公式に該当のソースコードをGPL下で公開することにしたそうだ。まったく、問題が発覚するまで黙っているとは、純然たる悪意を感じる。

ところで、その正式にGPLで公開されたソースコードではあるが、どうもリーク版と比較すると、コメントが全て取り除かれているそうだ。邪悪なSamsungの自由ソフトウェアへの姿勢が如実に現れていて興味深い。そもそも、コメントを取り除くというのは、GPLに違反するのではないだろうか。

私には一切理解できないが、純粋なビット列で表現できるデータ構造であるはずのファイルシステムであるexFATに、アメリカ合衆国では特許性が認められているらしい。不思議なことだ。

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