我々はだいぶ前に、プログラミング雑誌を創刊すると発表した。その後、なかなか音沙汰がない。一体どうなっているのか。まだ色々と確定していないこともあるのだが、少しばかり内情をリークしておく。私は直接にロングゲート社には関わっていないので、本人からきいた話なのだが。
実は、我々はまだ色々と作業をしている。記事の間違いや誤字脱字の修正などだ。
雑誌は、上記のサイトから、購入できるようになる予定である。値段は、書いてあるように、物理的な書籍が1500円(プラス送料)、PDF版が1000円になる予定である。この価格は、まず変わらないだろうと思う。物理的な書籍は、あらかじめ予約を受け付けてから印刷、発送となるので、予約から発送して、手元に届くまでまで、だいぶ時間がかかると思われる。
では、いつ購入できるのか。これは、まだ何とも言いがたい。アキラさんの言によれば、最低でも6月末にはなるのではないかという話だ。このサイトは、DigitalGhostさんが構築した。話によると、もうサイト自体の構築は、ほぼ終わっているらしい。ただし、まだ雑誌自体に、色々と作業が必要なので、販売はもう少し時間がかかるそうだ。
私は、創刊号に、記事を二つ書いている。Bjarne Stroustrupへのインタビューと、C++の歴史だ。
Bjarne Stroustrupへのインタビューは、おそらく、この雑誌最高の記事であるはずだ。実は、雑誌第二号では、これまたC++界で非常に重要な、確実にC++史に名を残すであろう有名人へのインタビューを予定している。
C++の歴史は、D&E以降の歴史的経緯について記述した。テンプレートの実装方法の変遷、exportにまつわる話、STLが規格に採用されるまでのドラマチックな出来事、EC++という黒歴史。
ちなみに、今私が執筆中のC++0x本は、ようやくExpressionまで進んだ。ただし、Basic Conceptsは、今後もドラフトが変わる可能性があるので、半分ぐらい書いて寝かせている。NBコメント後のドラフトがでたら、内容を検証しなければならない。そろそろレビューのMLに流したいところだが・・・
いよいよlambda式だ。
No comments:
Post a Comment