2010-06-17

Ph.D.の意味と変化しない不規則動詞

ここ数年は、英語は感覚に頼って理解している。とはいえ、やはり感覚だけではまだまだ不十分だ。今週、意味を調べた英単語がふたつある。

Ph.D.は、博士号を意味する。意味は分かっていたが、今まで、何の略なのか考えたことがなかった。

これは、Doctor of Philosophyの略である。しかし、なぜ哲学なのか。英語圏で昔、学位といえば、神学、法学、医学、哲学しかなかった。そして、神学、法学、医学に属しない学問は、すべて哲学に分類されていた。そのため、数学とか物理学などの博士号は、今でも慣習的に、哲学博士と呼ばれているらしい。

ふとした理由で、castの過去分詞を使った英文を書く必要があった。はて、私の感覚では、castedなどという活用は、違和感を覚える。これは畢竟、そのような活用を見聞きしたことがないからに違いない。ということは、castは不規則動詞であるはずだ。しかし、どうも過去形や過去分詞形が思い出せない。

仕方がないので調べたところ、castは、変化しない不規則動詞であった。しかし、調べると、変化しない不規則動詞は、結構ある。しかも、日常会話で絶対に欠かすことのできない動詞ばかりである。よくもまあ、今まで知らずにおれたものだ。あるいは、あまりにも一般的すぎる動詞なので、逆に気がつかなかったのか。

真面目に英文法を学んでいないとこうなる。がしかし、私はどうも、文法で自然言語を学ぶのは苦手だ。

1 comment:

萌ゑ said...

文法は高校の時に嫌という程やらされました。
リーダー、グラマー、コンポジション。毎日これの繰り返し。
「こんなの使うわけないじゃん」という文法までやりました。
そしたらセンター試験で見事にヒットしましたよ。
何の役に立つのか・・・?