将来的にはLinuxへの移行が必須であると切々に感じている。そこで、Linux移行の障害になりそうな要素を考えみたが、これが、ほとんど存在しないということが分かった。
まず、BIOSによるHDDの容量の問題は、ことLinuxでは、存在しないことが明らかになった。GRUBはBIOS下のGPTを使ったブートをサポートしている。なぜなら、UEFIでもMBRは同じ仕様らしく、したがってブートローダーは互換性を保つことができる。あとは、ブートローダーとOSがGPTをサポートしていればいいのだ。
ソフトウェアだが、今日では、ほとんどのことをブラウザーで行なっているということだ。今主に使っているGoogle ChromはLinuxにも提供されている。私はFlashを毛嫌いしていて無効にしているので、この点でも問題ない。唯一、Flashを必要としていた日常使うサービス、Google Analyticsですら、もはやFlashは使っていない。
しかし、今やほとんどのローカルなネイティブのアプリケーションが、知らず知らずのブラウザーに置き換えられてしまったというのはおどろくべきことだ。私は今や、2ch専用ブラウザーですら、Chromeのエクステンションを使っている。read.crx 2という拡張だ。
PDFは嫌いなフォーマットだが、残念ながら読まなければならない場合がある。LinuxにもPDFビューワーはある。これも問題がない。
エディターは実際に使ってみなければわからないので気がかりだが、まさかエディターで宗教戦争が起こるような環境で、まともなエディターがひとつもないなどということは考えられないだろう。
IMEについては気がかりだ。
後は、どのディストリにするかという問題が残っている。多分、無難にUbuntuあたりにしておくべきだろう。ユーザー人口の多いほうが何かと便利なはずだ。
ゲームだが、もはや、PCゲームはコンソールゲームの移植に成り下がってしまったので、全く期待できない。遊ぶゲームがない以上、ゲーム目的でWindowsを使う理由もない。
調べたところ、最近のWineはなかなか向上しているらしく、Steamのクライアントを動かしてゲームをダウンロードすることはもちろん、SkyrimとかCrysis 2のような最新のWindows用のゲームまで動かせるらしい。もちろん、パフォーマンスは劣るそうだが、実に興味深い。昔はWineといえば、運が良ければ動くかも程度の存在だったような記憶があるのだが。
2 comments:
コンパイラを簡単にビルドしたいだけなら coLinux を導入するのはいかが?横やり失礼しました.
Windowsのドライバーとして動作して、
WindowsカーネルとLinuxカーネルのマルチタスクを実現する変態的な何か。
いやはや、なんとも恐ろしい。
素直にエミュレーター上で動かしたほうがマシだと思うのですが。
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