仕事がまったく見つからない。この業界はいい加減に諦めるべきだと思ってはいるが、ついつい求人に応募してしまう。そして面接に行き、ここに入社するとあんな感じの人間になるのかと悲観するを得るのみ。やんぬる哉。
どこかに面白い仕事はないものか。
源平盛衰記は、ようやく木曽殿が落ちていくところまで読み進めた。やはり木曾はもっと評価されるべきであると信ずる。木曾が田舎者で意固地だったわけではなく、単に京にいる公卿達が慣習に凝り固まった救いようのないアホだったというだけの話だ。
救いようのないアホといえば、山門の大衆も同じだ。いまでもそうだが。というのも、今比叡山に行くと、比叡山の歴史などが色々解説してあるのだが、時の朝廷に対して神輿を振り奉ったとか、あまりにも横暴なため信長の焼き討ちにあったことなどは、まったく触れていない。また、比叡山出身の有名人が列挙してあるのだが、そこに掲げてあるのは、皆比叡山に見切りをつけて、ふもとに下って何かを始めた者達だ。比叡山にいて何事かを為したものはいないわけだ。
さて、いよいよ源平盛衰記も、残すところ四分の一ほど。義経の悪行が楽しみだ。
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