2010-03-27

中国は、本当にどうしようもないな

中国国内に配置される、DNS ルート・サーバーが閉鎖された? « Agile Cat — Azure & Hadoop — Talking Book

先日、Youtubeや、Wikipediaのドメインが解決できなかった理由というのは、これか。

中国というのは、常に圧政の歴史をたどってきた。西遊記を読めば分かる。西遊記に出てくる妖怪は、時の政府のことである。つまり、西遊記というのは、政府に民衆が立ち向かう話なのだ。これは、司馬遼太郎の言だ。たしか、「街道をゆく」の、どこかに書いてあった気がする。今調べたところ、おそらく10巻だ。

思うに、中国は広すぎるし、多様すぎる。結局、あんな国を、民主主義で治めるのは、無理があるのだ。それゆえ、アカい国になってしまうのである。中国は、ソ連のように分割するべきだと、私は信じる。たとえ、短期的に、混乱があるとしても。たとえ、それによって、経済的にも、人命にも、多大な被害を被るとしても、長期的に見れば、正しい方向であると信ずる。日本も、対岸の火事ではいられない。中国が崩壊すれば、短期的には、直接的にも、間接的にも、不利益を被るだろう。しかし、真に中国の将来を憂えばこそ、中国は崩壊するべきなのだ。

文明の進化神は、一歩も歩みを緩めずして、道に岩石や茨のあるときも、かまわず突破していくのだ。これは、中国が、岩石や茨を、あらかじめ取り除かずに、共産主義という逃げ込んでいたツケである。ツケは、いつか払わねばならない。これは、中江兆民の三酔人経綸問答に書いてある。

現代の陳勝、呉広は、現れるのだろうか。

三酔人経綸問答 中江兆民
街道をゆく (10) 司馬遼太郎

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