Magentaは、Linuxカーネルの上に構築された、Darwin/BSD互換OSである。現在、iPhoneOS 5.0との完全なバイナリ互換を実現している。
Magentaはカーネルとユーザー空間のコンポーネントからなる。LibCを除いて、ライブラリはすべて素のDarwin用にコンパイルされている。そのため、Linux用にコンパイルされたライブラリというものはない。LibCが、ユーザーランドとカーネルとのブリッジの役割を果たす。
最終的な目的は、iPhoneOS 1.0のスタックを完全に再現することである。これは、Appleのプロプライエタリなライブラリの代わりになるオープンソースライブラリが多数存在することを考えれば、十分実現可能な目標である。
これは、よっぽど変わったプロジェクトだ。なんでこんなことやってるかって? さあ、俺にもわからん。
- どのプラットフォームで動くんだ?
- ARMv7でしか動かない。
- SDKは何を使えばいい
- iPhoneOS5.0 (apple-arm-darwin)
- なぜFreeBSDを使わないのか
- 最初、FreeBSDか、あるいはNetBSDの利用を考えたが、カーネルで提供されている機能や、ハードウェアサポートを考えて、Linuxにした。
- iPhone OSのアプリは動く?
- 動かない。そこまで高級なフレームワークとの互換性は目指していない。ただし、コアOSとしては、100%互換性がある。iPhoneのアプリを走らせたいとかいう理由で興味を持ったのなら、(・∀・)カエレ!!
- お前、誰だよ
- Christina、組み込みハードウェアにとりつかれた開発者。ARMが大好き。
まあ、なにか実用になるとも思えないが、紹介だけ。
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