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[Phoronix] KMSCON: A DRM-Based Terminal Emulator
[Phoronix] KMSCON Is Getting Ready To Kick The Kernel Console
KMSCON: Linux KMS/DRM based Virtual Console « Ponyhof
KMSCONは、Linuxのユーザースペースで動くKMS(Kernel Mode Setting)を使った仮想コンソールである。KMSCONはLinuxカーネル組み込みの仮想コンソールとは独立して使うことができる。
従来、仮想コンソールで日本語を表示したいならば、フレームバッファーを有効にしてkonを起動するのが一般的だったが、将来は、DRMが有効な環境でフレームバッファーを有効にせずKMSCONを起動という選択肢も出てくるだろう。
KMSCONには、様々な利点がある。たとえば、描画方法はフレームバッファーの他にも、DRMやOpenGL ESを使うことができる。
また、Unicode文字の描画や、キーボードレイアウトもサポートしている。これも、カーネルスペースではできないことだ。もちろん、できないわけではないが、カーネルにUnicode文字テーブルやキーボードレイアウトの処理のためのコードを入れたがる人間はいない。
また、複数のモニターを使うこともできる。複数のモニターに別々のコンソールを割り当てたり、あるいはクローンしたりということもできる。
ただ、そもそも必要なのかという根本的な疑問もある。というのも、別にそのコンピューターにこだわらなくても、sshで接続すればいい話で、そもそもKMSCONを実行できる環境(KMSとDRMもしくはOpenGL ES)ならば、XやWaylandを問題なく実行できるはずだ。ならば、コンソール重視のWMを使えばいいだけではないか。
RMSのようにほとんどの作業を仮想コンソール上のEmacsでこなすようなCJK文字圏の人間ならば、需要があるのかもしれない。
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