例の噂を肯定する傍証はいくつかあったので、朝から書こうか書こうかと悩んでいたのだけれど、ようやく、確信できる情報を得たので、書くことにする。
現在、フランクフルトで行われている会議にての、C++0xの例の噂は正しい。こんな事が初日の会議で決まるとは、よほどすごい激論が飛んだのか、あるいは単に、みんな現在の設計に疲れ切っていたのか、その辺は、よく分からない。But it's dead. Stone dead. It is no more. It has ceased to be.
実際の所、仕方がないと思う。現状でまともな実装がないし、偉い人たちの間ですら意見がバラバラなのだから。
だから、本当に切望している人がいるならば、今すぐ一念発起して、現状のドラフトから完璧な実装を作り上げて、実際に現実のコードを書き、その利用例を示すべきだと思う。さもなければ、今後十年は望む可くもないし、再設計するから、現在のドラフトとは、だいぶ違った物になるだろうと思う。
ともかくも、これで、規格化されるのは、最短でも十年ぐらい先の話になるので、どんな設計がふさわしいか、しばらく考えてみるのも悪くないと思う。実際、現状では複雑すぎるというのは、誰しも同意する所だと思う。一体どうやれば単純化できるのか。これについては思う所があるので、後からまとめて書くつもりだ。
No comments:
Post a Comment