2009-06-21

ブラウザは強制アップデートするべきだと思う

Firefox.nextのセキュリティアップデートはGoogle Chromeに近づく - Mozilla Flux
http://groups.google.com/group/mozilla.dev.apps.firefox/browse_thread/thread/f6e197f572d8ac6e#

ブラウザは、もはや欠くべからざる物である。Webブラウザなしでのインターネットなど、今日では到底考えられないことだ。コンピューターにOSが必要なように、インターネットにはブラウザが必要である。してみれば、そのブラウザのセキュリティホールやバグや規格準拠の割合は、とても重要である。すべてのブラウザは、可及的速やか且つ静かなアップデート機能を提供すべきである。

セキュリティは重要である。ただし、たとえ本人が完璧に気をつけていても、使っているソフトウェアにセキュリティホールがあれば、どうしようもない。ただし、セキュリティホールを突くmalwareのほぼすべては、すでによく知られて、しかも修正パッチが出ているセキュリティホールを利用している。それも半年や一年も前にパッチがでていたという事も、珍しくない。zero-day vulnerabilitiesを利用する、実用的なmalwareは、そうそう現れる物ではない。

バグや規格準拠の悪さに起因する、ブラウザ別のブランチコード、これは最悪である。こんな最悪なコードでも、書かなければならないのは、ユーザーが古いブラウザを、使い続けるからである。ブラウザに自動アップデート機能があれば、Developer達は、そんなコードを書かなくなるはずだ。

バカなユーザーは、あたかも宗教的とも呼べる理由で、古いバージョンのソフトウェアに固執する。この宗教的盲信を、教育によって解くことは不可能である。そこで、OSやブラウザのアップデートは、できるだけ静かに、自動的に行うべきだろう。

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