2009-06-26

長年必要だと思っていたユーザースクリプト

// ==UserScript==
// @name        Dislabe ugly style.
// @namespace   http://cpplover.blogspot.com/
// @description disable ugly font-weight and font-style for all web sites
// @match     http://*/*
// ==/UserScript==

(function()
{
 var style = document.createElement("style") ;
        style.setAttribute("id", "hito-disable-ugly-style") ;
        style.appendChild( 
                document.createTextNode( "* { font-weight : normal !important ; font-style : normal !important ;}" ) 
        ) ;

        document.getElementsByTagName("head").item(0).appendChild(style) ;
})() ;

解除用のbookmarklet

Chrome用。GreaseMonkey用にするためには、@matchを@includeに変える必要がある。

世界が変わった。boldもitalicもないWebサイトのなんと読みやすいことか。なぜ外人は、こうもboldやitalicが好きなのだろう。この疑問に対して、或る外人は次のように答えた。

我々には、日本語のように、異なる字形だが同じ文字というものがない。例えば、「俺は馬鹿」という言葉に対しては、「俺はバカ」だとか、「オレはバカ」だとか、違った言い方ができるし、読んだときのニュアンスが微妙に違うが、我々の文字では、こういう事はできない。したがって、何かを強調したい時は、boldやitalicを使うのだ。

うーむ。言語の優劣というものを語るのは、言語学においては野暮だと聞く。文字が多いと面倒な事もあるが、boldやitalicを必要としないので、すばらしい。

そういえば、一昔前の、つまり70年代や80年代の純文学小説では、印刷する文字自体を、表現に含めていることがよくあった。村上春樹や村上龍の小説が有名だと思う。字体や大きさ、太さなどを指定して印刷してあるのだ。あれは、正しい日本語ではないと、私は思う。日本語には、boldやitalicを必要とはしないのだ。

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