じつは、C++0xのドラフトは、まだstableとは言えない。
たとえば、N3033: Core issue 951: Various Attribute Issuesだ。
これが採用されると、attributeの書ける位置が、格段に広がる。小粒だが、かなり影響力のある変更だ。
しかし、今、本を書き始めなければ、到底、規格制定には間に合わない。規格制定の数年後に本を出すのは遅すぎる。しかし、ドラフトを元にして本をかくのは、危険だ。できれば、規格制定後に書きたい。
もっとも、これは今に始まった話ではない。1998年以前に書かれたC++の本も、この問題を抱えている。2003年以前に書かれた本も、この問題を抱えている。とすれば、いつだって、正しい時ではないのだ。
1 comment:
その昔に「ドラフト標準C++ライブラリ」という本が売られてたくらいなので、
腹さえ括ればいかようにもなりそうです。
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